EXOGRAPHとは
200,000円で
生活すべてのデータを
売り買いできるか
もし1ヶ月の生活すべてのデータを売れるとしたら、
売ってくれる人はいるのでしょうか?
またそれを買う企業はあるのでしょうか?
AIやロボットの発展に伴い、働かなくても良い人が将来的に現れると言われています。
私たちはそのデータ運用の先駆けとして、
最低限困らない金額である20万円を人々に提供する代わりに、その私生活データを全て収集してその費用を賄うことに挑戦します。
すでにユーザーが気付かないうちに大企業によりデータ収集・売買がされている現状において、公明正大にユーザーにデータ取得を宣言し金銭的対価を提供するExographは果たして倫理的に間違っているのか。これからの社会が直面するこの問題に、正面から取り組むのは重要だと思いました。またこの実験は、現行のあらゆる生活スタイルを否定するものではなく、本実験を通して、さまざまな専門家に話を伺い、多くの人と議論をしたいと考えています。
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EXHIBITION
1月31日〜2月5日に表参道ROCKETにて展示「22世紀の臓器売買」を行います。
本展では、被験者4名の1ヶ月の私生活が記録されているハードディスクの中身を全て公開し、アート作品として入札型のオークションを行なうことで「データとモノの価値の在り方」を来場者に問いかけます。またExographへ当初寄せられた「臓器売買」や「新手の貧困ビジネス」という意見を踏まえ、現代の労働観や生き方の在り方を問う作品も展示します。入札型オークションはどなたでもご参加頂けますので、多くの方にこご来場頂けますと幸いです。
↓告知ポスター

SCHEDULE
活動スケジュール
このプロジェクトはSHIBUYA QWS主催のQWSチャレンジプロジェクトとして活動・実施しました
11/01 |
参加者募集開始 |
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11/15 |
面接および合格連絡 |
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11/22 |
11/25 |
実験開始 |
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12/25 |
実験終了 |
12/27 |
被験者へお支払い |
1/31 |
「22世紀の臓器売買」展を 表参道にて開催 |
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2/5 |
活動の全日程を終了 |
Q & A
よくある質問
カメラにより録画・録音されたデータはどのような使われ方をされますか?
データは人物の部分をマスク処理し、匿名化した状態で利用します。今回の実験では参加者の許可を頂いた数分の動画を利用し、企業や有識者の方へのヒアリング、調査報告などに利用させて頂きます。
撮影される場所は屋内のどこになりますか?
基本的には浴室以外で死角なく、全ての部屋にカメラを設置させて頂きます。
昼間に働いている人でも参加可能ですか?
はい、働いている人でも参加が可能です。普段の生活で24時間のうち睡眠も合わせて8時間以上は自室で過ごしている方であれば問題ありません。